証を動かして学ぶ
「証」は一つの物差しではなく、虚実・寒熱・気血水といった複数の軸を束ねて患者の状態をとらえる見方です。下のレバーを動かすと、患者の様子(イラスト)と、そこから導かれる証・方剤が変わります。同じ愁訴でも証が違えば方剤が変わることを、手を動かして体感してください。
開発版:内容は 野上先生 監修待ちです。証・方剤の対応は学習用の簡略化です。
舌診
寒寒熱熱
虚(やせ・弱り)虚実実(充実)
虚=反応力の低下・体力低下/実=反応が過剰・充実
顔色がどす黒い・唇が暗紫・目の下のクマ として表れます
使い方のヒント
まず寒熱と虚実だけを動かしてみてください。虚に振ると患者はやせて弱々しく、実に振るとがっしり充実します。次に水滞・瘀血・腎虚を足すと、証がより具体的になり、方剤が切り替わります。たとえば「腎虚」を上げて「寒」に振ると牛車腎気丸へ、そこから「熱」側に振ると方向が逆転します——これは動画 第3回でお伝えした「寒熱で方剤が正反対になる」の体感版です。
※ 瘀血は「血の滞り」で、顔色がどす黒く・唇が暗紫・目の下にクマ、といった見た目に表れます(固定して動かない・夜間や天候で悪化する痛みを伴いやすい)。いずれの局面でも西洋医学的な鑑別・除外が大前提です。方剤は一般名で示しています。